対面の面談が多いから、「聴くだけで診断」は私には不要かな、と思う方へ

対面すると、たくさんの情報が入ってきます。
目や耳や体温や息遣いなど。
目からは、服装、上気した顔、手や目の動き、窓から見える景色などが見えます。
だからこそ、
今回は会話に集中してトレーニングする
内容としています。
会話の内容:
- ゴールに向けた会話ですか?
- コーチが誘導していませんか?
- 会話になっていますか?
- 話している話題は、本当に同じものですか?
会話の質:
- 会話にラポール(信頼感)がありますか?
- コーチ、クライアントともに理解できる言葉を使っていますか?
声:
- お互いに相手に届く声の大きさですか?
- クライアントが受取りやすい大きさですか?
- クライアントが心地よいと感じるリズムですか?
- クライアントが考える “間(ま)” がありますか?
ほかにもたくさんチェックポイントがあります。
あなたがコーチである時にセッションの間中、たくさんのチェックポイントに注意を払い続けるのではなく、
- チェックポイントが何かを知っていること
- チェックポイントを外したなと気づく、気づき方を知ること
が必要なのです。
人は驚くほど、視覚に頼っていて、
気が散らされたり、影響を受けているものです。
視覚をシャットダウンして集中するトレーニングは、
あなたの「コーチング力」を上げるための「トレーニング」として、かなり有効です。